先日の「防災白書」に続き、2023年度版「高齢社会白書」の一部が21日の日本経済新聞に掲載されていた。
記事によれば、65歳以上の高齢者は、医療や健康の情報を「インターネットで調べることがある」割合が、50・2%という約5割に達している。
新型コロナウイルス拡大により、人との接触を控えることが大きく影響しているとの内閣府の見解である。
ネットで調べる具体的な内容は、病名や症状、処置方法などの「病気について」が39%で最多。
「病院などの医療機関」が30・1%「薬の効果や副作用」が25・1%と続くとある。
正に白書が示すように、私も例外なく、ネットでの検索は必須である。
私は、担当するドクターの経歴も調べることにしている。
最近「病名や症状」を始め、数年前に比べて、医療機関のコマーシャルも多く、サプリまでに及ぶと広域な情報提供の広がりを感じる。
常備薬で、必ず服用しなければならない薬について、念のために災害時を考えて、大体一週間程度のストックを持つようにしている。
体重が増えて以来、持病かと思いたくなるほど頻繁に発症していた喉の炎症が、治まって久しくなる。
断捨離プロジェクトをスタートして、久しぶりに喉の異常を感じて、お薬手帳と共に、喉の炎症用にストックしてある薬を取り出した。
あることに気が付いた。
あくまでも、私が服用している薬に限定してだが、処方された内服薬には製造番号と思われるものが表示されているが、ルーペを以っても使用期限は見つけれなかった。
一方で、塗り薬には製造番号と使用期限が表示され、市販薬にも使用期限が表示されている。
では、表記されていない内服薬について、私はかかりつけの保険調剤薬局
に問いあわせることにしている。
何が言いたいかといえば、防災白書でも、先ずは「自助」ありき、病気も「インフォームド・コンセント」から「シェアード・ディシジョン・メイキング」と言われる「協働的意思決定」に移行しつつあり、ますます、自分に対して自分で考える時代に変わり始めている。
自助努力・自己選択・自己責任を考えようによっては、適度な緊張感は頭の活性化にもつながると、前向きに考えている。