アップリスキリング

3年前の2020年、私は2014年に自宅で転倒し、頭部の傷を縫合後、ドクターから、左の耳の下に「こぶ」があり、脳神経外科に受診した。

 

その結果1・4センチ大で、20年近くお頭に発症していた髄膜種との診断で

取り敢えず、経過措置を続けていた。

 

6年後、かかりつけの病院に相談した処、MRI検査の画像に何と、3センチ大に育っていた。

 

場所的に限界で、手術をする診断が下された。

綿密な検査後、翌2日の9時からの手術の為に、前日の1日に入院した。

 

8月にカテーテル検査で気に入った病室であり、勝手知っているおり不安はなく、術後、病室の窓から見える景色を楽しみという能天気だった。

 

ベッドの真正面からスカイツリー、飛行機、月と刻々と変化する空と雲のコラボも加わり、最高のホスピタリーに恵まれた。

 

些か前置きが長くなったが、これからが今日、長月に入り、気が早いようだが、2023年も残す処、4が月である。

 

「寛解」して、3年を経て4年目に突入する今日、2020年の12時間の術後何ら、副作用もなく健康を取り戻している。

 

丁度、コロナ禍と重なり、3年間、思うように自分の生活スタイルを不器用な私は保持することができなく、心身ともに苦しんでいた時期と重なる。

 

今年の5月、コロナが2類から5類に移行されたことで、元の日常生活を取り戻せると想っていたが、諸般の事情で、思い通りに成らなかった。

 

やがて「41日間の闘い」に至り、先月、闘いの成果に、怠慢だった日々と真剣に向き合う気力が芽生えたのである。

 

その第一段階が「断捨離プロジェクト」に始まり、次の目標は「アップリスキリング」である。

 

嘗て15年近くコツコツと「雑記帳」と名付けて、自分にとって必要とされる「知の泉」を書き留めていたのである。

 

この3年間にすっかり出し尽くし、「知の枯渇」に気づき、心身ともに何とか正常値を取り戻した今、枯渇を取り脅さなければと思い立った。

 

「雑記帳」に続く「リスキリングノート」により「知の枯渇」から「知の泉」にしたいと想っている。