カバー率?

昨日の日本経済新聞に「カバー率」という表現の単語が気になっている。

 

恥ずかしい話だが、私は昨日初めて知った次第で、新聞の記事によれば「自然災害が頻発するなか、町会などを基盤とした自主防災組織が、どれだけの世帯が組織の対象となっているかを示す充足率」のことらしい。

 

2018年の西日本豪雨で被災した岡山県が約33ポイントでトップ、2位には2016年の熊本地震以後、自主防災組織の設立をしてきたとある。

 

土曜日の朝、新聞を広げるや故郷の地である「岡山県が1位」との活字が目に飛び込んで来た。

 

更に自主防災組織に対して使用している「カバー率」の表現に初めて触れたからである。

 

カバー率という表現は、防災に限らず、各分野で使われていた。

つまり、総数のうちの何割をカバー、補えるかとできるかと表した数値と落ち着くと、朧気ながらクリアできた。

 

1923年9月1日11時58分、関東大震災が発生、今年が100年に当たり、被災を機に、私たちは防災に対する教訓を問いただす日が続いている。

 

その防災に関するカバー率の関連記事が地域経済面に掲載されていた。

 

高齢化が進む中で、若い世代特に記事によれば、小中学校に、建設のプロにより被災時に使うジャッキの使い方とか、家具の転倒防止器具の扱い方などの実践訓練を学びに取り入れるという。

 

ある小学校では「コミュニティスクール」のメニューとして、防災時に必要とされるボランティアなどの数々の活動が紹介されている。

 

コロナ拡大前、故郷の母校の小学校で「コミュニティスクール」のお手伝いをしていたことを懐かしく思い出していた。

 

正午前に外に出ると、散歩コースの公園の方から何やら子どもたちの元気な声が聞こえて来た。

 

地域の児童館による「下町こども工房~トントン じっくり つくりたいじー~」で、子どもたちが木工作品にトライしていた。

 

工具を使う体験は、防災時に役に立つのではないかと思いながら、そっと

頑張っている子ども達にエールを送った。