痛いの 飛んでけ

腰痛を気にしながらも、思い切ってラジオ体操に出掛ける。

 

見あげた空に雲に、街路樹から強い日差しにも何となく秋を感じる。

 

兎に角、痛い痛いとじっとしているより、身体を動かしていた方が痛さを感じず、未だ残っている「断捨離プロジェクト」を出来れば今日中に片づけたいと目標設定する。

 

お陰様で、夕刻までに目標達成して、一寸ベッドに体を横たえた。

 

まだ、体位によってはギクリと飛び上がるほどの痛みが走る。

 

その痛みを避けるようにして一休みして、夕刻6時から地元の病院の健康セミナーに出掛けるつもりでいたが、気が付いたのが7時過ぎだった。

 

嗚呼、嘆くも既に遅しである。

 

これまでにこのような経験はなく、目が醒めてから、何とも言えない自戒の念に駆られるが、ここで落ち込んではいけないと、気持ちの転換を図るために、散歩に出かける。

 

日没が早く成り、心地よい風に季節の移ろいは始まっていた。