日焼けの跡

ラジオ体操に遅れると外に飛び出した私のおでこに、ポツンと水滴が掛かり、目を凝らしてみると、細かい霧雨が降っている。

 

昨日の朝焼けが遅れて、恐らく昨夜から降っていたのだと想った。

 

何となく朝から出鼻を挫かれた思いで、自宅に引き返し遅ればせながらも

ラジオ体操を始める。

 

今日は循環器科と皮膚科の診察日である。

 

皮膚科は散歩による足の裏のカチンカチンになった足裏のタコを退治を続けて入るが、診察台でソックスを脱いだ時に、アッと気が付いた。

 

くっきりと靴下の跡に、これまで気が付かなかった。

 

嘗てゴルフ三昧を過ごして時、左手にグローブをはめているためにくっきりと跡が点いていた。

 

実は左手の日焼けの後は、トップセールスをしている際に、切っ掛けづくりにとても有効だった。

 

お得意先でまず左手の日焼けに気づくことが、後の会話の手掛かりになるという訳である。

 

今の私は過去の経歴とは異なり、毎日朝晩の散歩の証に他ならない。

しかし、継続は力なりで、いまさら、日焼けに構うことなく足腰を鍛えることが最優先である。

 

如何に、今年の夏の陽射しの厳しさを証明するものであり、何時まで続くのだろうか。

 

秋という季節は訪れるのだろうかと、詮方ない想いを問いかける。