廊下越しに華やいだ声が届いた。
そうだ、今日は地域の園児の運動会だったと想いだした私は、急いだ。
何たって、元気にまっしぐらに一所懸命の園児の姿には胸が熱くなる。
期待通りの園児たちに惜しみなく拍手を送る。
純粋無垢な園児たちに、私たち大人は明るい未来を繋げていかなければならないと、考えてしまった。