数日前から、東京都心にも降雪予報が出ていた。
しかし、雪にもめげず私はある目的で頭がパンパンになっていた。
それは2020年、脳神経外科の術後、リハビリを兼ねた2週間で何と2㎏、体重が増えたまま、新型コロナとの生活状態も愛重なり、日を追ってこれまでに経験したことのない体重が増えて来た。
自分の体がこんなに重くなるとは信じられなく、わが身を持て余している日々が続いてきた。
人は私を上から下まで見て、「太ってるとはみえない」というが、本当に重くて重くて。
人様には見えなくても、「隠れメタボ」だと認識し苦しんでいる。
私の個人的判断であるが、皮下脂肪型肥満と言われる「洋ナシ型」だと思っている。
4年間の蓄積した下腹部、腰回り、御尻、太ももの脂肪をそぎ落としたいと、とうとう「プロの力」を借りることにしたスタートの日である。
初めての経験に緊張するも、約90分後、パンツを穿くとお尻にゆとりを覚えると共に、身体の軽さを覚えた。
外に出ると、大粒の雪が舞っており、ダウンにドットコム状に降り注ぎ、傘が重くなるのを感じながらも、心は軽かった。