先週末の情けない疲労感は何処柄やら、身の程知らずのじっとしていられない癖が戻ってきた。
改めてマグロちゃんというニックネームそのものである。
隣接する図書館の掲示板に、図書館活用講座で「ビブリオバトル」の案内が気になって仕方がない。
最近というか久しく小説を読んでいない私は悩んでいるからである。
手に取る書籍は哲学や心理系が多く、小説はと、パソコン内のエクセルで
参考文献リストの一覧を見ても、それらしきものは見当たらない。
そんな時、私は当てもなく散歩に出かけるのである。
久し振りにお馴染みのダックスフンドのレディが私を見付けて、尾っぽをちぎれんばかりに振りながら飛びついてきた。
思わず抱きかかえると、視界が広く成るせいか満足げな表情になる。
その時、抱きかかえているレディの温もりから、ある小説が閃いた。
その足で、図書館に立ち寄り閃いた図書を借りた。
既に図書館の開館時刻を過ぎていたが、申し込みフォームを送信した。