ビブリオバトル

隣接する図書館で、「ビブリオバトル」が今日9日に開催されるお知らせにバトルとして応募した。

 

今日の午後、いよいよその当日である。

何しろ初めての経験なので、ネットで「リブリオバトル」について、ネットで検索した。

 

2007年に京都大学から広まったそうで、チラシには「小説好き 集まれ」のキャッチフレーズに、学び直しても良いなとの想いが働く。

 

これまで、小説との関わりは大学生までで、悲しいかな小説を読んでいても集中できない性分だ。

 

社会に出て出版社で日本文学全集の校正の仕事に関わった。

そのせいか、興味を以って買い求めた本を知らず知らず、校正しているのである。

 

嘗て、誤字脱字を見付けて出版社に連絡すると、気持ちばかりの報酬があったと、大先輩の話を聴いたことがある。

 

別に私にはそのような下心はない、唯、物語に身を置けないというだけであって、今回の応募にはもしかして変わりたいという望みを持った。

 

プレゼンテーションの本は、重松清の「とんび」である。

とっぷりと作品に集中できたが、「リブリオバトル」から程遠い5分間を費やした。

 

チャンプになった青年は、セオリーに沿った素晴らしい出来栄えだった。ガーンと頭をぶつけたが、次に繋がるための貴重な収穫だと思っている。