安全の灯りが消える

嘗て日本の交番は、海外でも話題になった記憶がある。

 

処がいつの間にか、交番から地域安全センターに移行した処もあり、交番を見付けても、「パトロール中」というボードに、不安を覚えるのは私だけだろうか。

 

わが地域も交番から地域安全センターになって久しくなる。

 

これまで、金融機関のビルの一角にあり、毎日、現金運搬の際は警備員と共に警護に当たっていた。

 

金融機関としては心強い存在であったと思うが、その金融機関の時の流れで統廃合になり、建物の老朽化もあり、取り壊すことになったそうだ。

 

巷のうわさで耳にしていたが、随分お世話になった経緯もあり、思い切って問いあわせた。

 

間違いなく、この地域の安全の灯りが間もなく消えることになった。

 

特にここ数年の変化のスピードが加速するのを、唯、指をくわえているしかないのだろうか。