花冷えと防虫剤

体調のせいか、桜の季節に見られる花冷えか、花曇りのせいか、異常なまでに寒さを感じる。

 

一昨日の4日は24節気のひとつ「清明の候」だった。

本来であれば、字のごとく清らかで明るく、生き生きとしてくる季節を表しているが、花曇りで一向に「春が来た」という明るく喜ばしいとは言えない日が続いている。

 

この三が日、猛烈な寒さに厚手のカシミヤのセーターを取りだした。

 

東京は既に4日にソメイヨシノの開花宣言があった。

見あげる灰色の空に咲き誇った桜の花が映えなくて、写真を撮るのも考えてしまう。

 

ラジオ体操に出かけようと玄関を出ると、小さな小さな霧雨がパーカーをみるみる濡らし、迷ったが、まだ体調も完治していないので踵を返す。

 

春の彼岸ごろから、防虫剤の広告を見かけるようになるが、今日もスーパーの案内に衣服用の防虫剤の案内があった。。

 

先日、暖かい日が続いた時にチェストの中は点検済みであったが、クローゼットはまだで、今朝ほどチラシを見てチェックした。

 

どうやら霧雨も止んだようで、朝の散歩を兼ねてスーパーに出かける。

 

まだ、嗅覚の回復は見られないが、エコバックから取り出した防虫剤の強烈な臭いはキャッチできた。

 

夕刻の散歩から帰宅しドアを開けると、フリージアの香りがそこはかとなく漂っているのが分かった。