曇天のスタート

さあ、今日から五月晴れと言いたいところ、空模様を案じながらラジオ体操に出かける。

 

廊下から、先月末から例年よりたくさんの花をつけた紅いマロニエが空に向かって咲き競っている。

 

近年稀にマロニエの白い花も紅い花に負けずに多くの花をつけている。

 

マロニエも「表年」、5月の母の日に中る地元のお祭りの「紅白マロニエ祭り」に機が熟している。

 

今日は夏も近ずく八十八夜であるが、冬に舞い戻ったような寒さで、正に

「別れ霜」というお天気模様にセーターを着込む。

 

午後からの外出には土砂降りに変わり、傘を通して雨の重さを感じた。

 

まだ皐月がスタートしたばかりなのに「メイストーム」とは、出鼻を挫かれた感もするが、強く降る雨に打たれながらも、多くの花が負けじと咲いている。

 

降り頻る雨を気にすることなく、私の「表年」に想いを馳せる。