一冊の本に救われる

3月の誕生日を迎え、不思議なことに何かやりたいというか、ポジティブな試行錯誤を続ける日々が続いている。

 

確かにエステといえばそれまでだが、リンパの流れが順調に回復しているからだと自覚している。

 

心身ともに身軽に行動に移せる自分に気が付いた。

 

幸いに隣が図書館という恵まれた環境に、一寸、息詰まると図書館の蔵書にヒントはないかと、探すのが常である。

 

既に昨日の8日までに、ほぼ10冊近くの図書を読み、改めて人としての接し方、生と死に関するもの等々、久しぶりに常に傍らには図書があった。

 

嘗て、病院ボランティアをスタートする前に、学んだことが図書からも見出し、自分がもう一度、姿勢を正し、リセットして何を望んでいるのかが

明確になってきた。

 

もう一つ、どうしても乗り越えなければならない宿題を模索してきた。

 

図書の返却を済ませ、数多くの蔵書の中で、私は釘付けになった。

 

凡そ3ヶ月の時を経て、最後に探し求めていた図書の背表紙に私は、思わず

「あった!」と叫びたいほどで嬉しかった。

 

自宅まで、10歩あるかない距離だが、早く読みたいと心が騒いだ。

もう、一気読みをした結果、もやもや感、重く垂れこめていた雲が霧に変わり、何時しか我が故郷の青空「あさくちブルー」になった。

 

心身ともに、なんと軽くなったことか。

 

読み終えるや、迷うことなく、自分が探し求めていたものが明確になり、アクションを起こしていた。