朝から、気温が上がり、紫外線が強い日になったが、午後、日傘をお供に
家電量販店まで出かける。
先日の日光浴の体験から、陽射しを避けながらも、ビタミンDの摂取も思い起こしながら歩いているうちに、びっしょりと汗をかいた。
新陳代謝も良くなったと喜んだが、店内に入ると、冷房が入っているせいか、背筋に寒気を覚えた。
先日、掃除機がダウンした際に、オプションとして付属品の追加が届いたのを機に、化粧品売り場に立ち寄った。
今月8日に新型コロナウイルスの2類から5類になったこともあり、先日口紅を買い求めた際に、「紅筆」も探していた。
処が一向に見つからず、若い女性の店員さんに「紅筆は何処?」と尋ねたところ、きょとんとしているので、口紅を指さした。
「ああ、リップブラシですね」と、答えが返ってきた。
求めているコーナーに案内してもらい、目的を達した。
「紅を差す」、「紅差し指」と言われる薬指を使う所作を、日本画家に見られたものだ。
私は口紅には「紅筆」を常としていたが、そうか、口紅一つにも時代の流れが反映しているのだ。