熱発に始まる

熱帯夜のはずが、明け方から激しい悪寒、寒気に襲われ、急いでクーラーを切るも、既に時遅し。

 

しまった、風邪をひいたと思うのと同時にくしゃみが止まらなくなった。

 

今日は月に一度の「ぼっちの会」の会場を予約する日である。

味噌汁を火傷をするほど、熱く煮立てて口に運ぶが、味がしない。

 

体温を測ると38℃を示したが、何としてもやらねばならぬのは、会場の予約さえ取れれば、あとは病院に駆け込むだけである。

 

そういえば、連日の外出で、汗でびっしょり濡れた下着に始まり、白いシャツブラウスはもちろんのこと、シャワーを浴びなければ落ち着かない。

 

猛暑の毎日、まったく同じパターンを繰り返していた。

 

さっぱり快適になった私は、連日の睡眠不足と疲労が追い打ちをかけるようにうたた寝をしたのである。

 

さらにさらに先週も確かダウンしているということは、シグナルを発していたということである。

 

医療機関では、既に新型コロナのKP.3による第11派が勢いを増しているので、「熱外来」で待機となったが、取り敢えずは安静に抗生物質で対処することとなった。

 

今月葉月は、これまでを取り返そうと、猛暑にも酷暑にもめげず頑張ろうと勢いづいていた決意が、初日にして脆くも出鼻を挫くスタートとなる。