近年になく珍しく食欲がわかないが、服薬義務が課せられていることで、胃を痛めてはと、食事はとらねばと思うに、胃が蓋をしている。
暖かい味噌汁かスープで流し込むしかない。
もう一方で、昨日、リクエストしていた図書の連絡に、これ幸いと借りてきた。
ちょうど、休養するには持って来いの「ファシリティドッグ」を取り上げた小説である。
表紙の装画から、犬の表情をよく掴んでおり、一刻も早く読みたくなる。
本来であれば、安静にしていなければならないところ、とうとう一気に
読んで朝を迎えた。
心なしか、高熱も寒気も治まり、快適にベッドを離れることができた。
いつものように体重計に乗ると、なんとなんと3キロ近く減少している。
今年の2月末から、コロナ太り体型に代表されるポッコリお腹を解消する
努力を続けている私である。
効果が表れているが、今朝のようなケースは、経験したことがない。
体重計の数値を何度も確認したが、間違いなかった。
思わず、頬が緩んだ。
これぞ、熱発に始まる今回の出来事は神様からのプレゼントと思える。