今日、22日で点字ブロックに躓いて転倒、骨折して2か月になる。
医療者の尽力により、リハビリまでたどり着いたが、忘れてはいけないもう一つの存在、救急隊である。
今日はお天気も良く、当日搬送してくださった救急隊にお礼に出かける。
足元の点字ブロックにはナーバスになるも、感謝の想いを抱え、目的地に歩みを進めた。
当日の担当者がいてほしいとの想いで、受付で訪問の目的を伝えた。
運よく当日の担当者に会うことができた私は、心から感謝の気持ちを伝えると、私の回復を喜んでいる表情が受け取れた。
「今、救急車が出払っていますので、気を付けて」と担当者の一人が玄関まで見届けてくれた。
恐らく、私のような行動をとる人は少数だと思う。
嘗て、2015年に発刊された拙著「医療ボランティアをめざす人に今伝えたいこと」の執筆中に、パジャマの裾を踏んで、自宅の壁に転倒した。
その際にも救急隊にお世話になり、搬送された救急センターで髄膜種が発見された経緯があり、お礼に行った。
ちょうど、署長さんが対応してくださり、感謝の気持ちを、いま待機している署員に伝えてほしいという。
拙い私の話に見る見るうちに固い表情から、生き生きとした表情に変わってきたことを私は忘れることができなかった。
感謝をされて不愉快な想いをする人はいないと思う。
それは病院ボランティアをしている時、私自身は身をもって感じていた。
見上げた空は私の想いと同じようには素晴らしい「ブルースカイ」が広がっていた。