ラジオ体操を再開

今朝から、ラジオ体操を再開した。

 

凡そ、2が月以上お休みをしていたので、忘れていないかと案じながら家を出た。

 

「よくなって良かったね」と、懐かしいお仲間からの気持ちに、私は胸が熱くなった。

 

案じていたが間違うこともなく、忘れることもなく、取り戻せた。

 

途中、見上げた薄く白い雲の間を縫って、飛行機が目的地に向かって飛行しているのがはっきりと見えた。

 

朝のルーティンに、飛行機までエールを送ってくれたように思えて、殊の外嬉しく、心身ともに大切にしていこうと改めて、心に誓った。

 

ラジオ体操を機に、少しづつ日常生活を取り戻そうと、郵便局にスーパーにと足を運んだ。

 

郵便局では、今日から年賀状の発売日で「今年もよろしく」と、声をかけられた。

 

既に数人の友人が年賀状終いをすると聞いている。

私も、悩ましく思っているが、まだ気持ちは定まらないでいる。

 

スーパーでも、自炊生活の具材を購入後、スーパーの入り口付近から、アルコールらしきニオイがマスク越しにも鼻を突いた。

 

その先にガラス瓶が跡形もなく粉々になり、キラキラと危険な輝きをしているのが見えた。

 

破損しているガラス瓶を二人の従業員が手早く片づけを始めていたその時である。

 

一人がガラス瓶の破片で指を傷つけたらしい声が聞こえた。

が、傷ついた指を庇いながら作業を続けている。

 

咄嗟に、バッグからバンドエイドを渡したのである。

 

数年前にマイナンバーカード発行手続き中に区役所で、気が付くと中指からタラタラと出血した。

 

その際、区役所から即座にバンドエイドで、処置してもらった時の有難かったこと、助かったことが記憶に残っていたからである。

 

人生におけるあらゆる体験、経験は無駄ではなく、いつかは役立っために

必要であると再認識、わが身をリセットする一日となった。