数カ月に一度、私より大先輩の88歳の素敵な女性と、近くのコーヒーショップで、8時から30分ほど、モーニングサービスにご一緒する。
今日は勤労感謝の日とはいえ、満席状態である。
既にコーヒーカップのコーヒーが半分ほどになっており、恐らく、約束の時間より、早くにいらしていたことがわかる。
私を見つけると、立ち上がって笑顔満面にして、喜んでくださるのが嬉しく、ちょっと8時の約束は厳しいけれど、つい、笑顔に負けてしまう。
毎回、話題は繰り返しだが、いつも初めて聞いたように、話に耳を傾けている。
私の性格をよく知る友人たちは、よくぞ、豹変するわねと、のたまうが、
それを、私は賞賛と受け止めている。
確かに、病院ボランティアをして以来、自分でも気づくほど、性格に変化が顕著であり、無駄ではなく、成長の糧になった。
親指の回復後、もう一度、病院ボランティアとして、患者様のお話し相手をしたいと願っている。