病気の体験と医療ボランティアを通して今、私が言えることは医療コミュニケーションは、言葉と病気の方に少しでも気持ちを楽にしていただくために、『微笑み』と『言葉』をくみ取ることではないでしょうか。
『微笑み』には潤滑剤であり緩和効果をもっている。
『言葉』にはつらいとき誰かに聞いてもらいたい、話したい。
言葉について、日本経済新聞の2014年2月21日の「春秋」にモンゴルの格言が紹介されている。
「放した馬は捕まえられるが、放した言葉捕まらない」
「百歳の人はいないが千年の言葉はある」
とても奥の深い格言であり、医療コミュニケーションにも該当するように私には思えた。
笑顔にも「目が笑っていない」などと見抜かされる表現がある。
また「目は心の窓」とも言われる。
今、私は「ほほえみ」と「言葉」を医療コミュニケーションの大切なキーワードを体験から学びことができたように思えるのです。