6月中旬、機会があり約60年ぶりに故郷に帰郷しました。
その時、私は自然体でしていた行為が、振り返ると、この時代の教育によって培われていたことに気付きました。
街中、廊下、エレベーター、エスカレーター、駅のプラットホーム等々様々な場所で、人と人とが面と向き合ったり、追い越さなければならない時が発生します。
面識のない相手に対しても、一言「失礼します」それに「会釈」を加えることは大切に思います。
特に医療の現場では、安全性からも相手が分かる行為が必要ではないでしょうか。
医療者やスタッフは接遇マナーとして、心構えとしての重要な要素と言えます。
歩道でご高齢の方、ベビーカー、自転車には危険性も考慮して「譲る」心構えの表れとして「どうぞ」と「会釈」も出来れば試みてみませんか。
因みに、「会釈」を手元にある辞書によれば、『軽く頭を下げて礼をすることを始め、もてなし』を意味している記載があります。
次回は「譲る」「どうぞ」を取り上げたいと思っています。