気が付くという技というか技術は、なかなか説明することは難しいです。
学生の実習指導の時に、「どうしたら気が付くようになりますかとの質問をよく受けます。
人間が持っている五感をフルに活用することだと思います。
病気の方の変化を見落とさないことではないでしょうか。
見落とさないために観察という表現で解決されるようですが、医療ボランティアの私としてはもう少し温もりのある言葉をさがしています。
見守っています。何時も気にかけていますよ。注意していますよ。見離していませんよ。という気持ちを忘れないことだと思っています。
如何でしょう。
医療安全管理室長 神谷紀輝先生