電話の応対

間も無く、あらゆる職場に新人が入社、入所する季節を迎える。

新人にとっては「新人研修」が始まる。

 

その一つに「電話の応対」が必須になっている。

常々、研修を受けた先輩達も、何時しか忘れている中で、私が気になっている点がある。

 

特に電話をかけて来た相手に対して、双方の表情は分からないが、受け答えする返事で相手は微妙に感じ取るものです。

 

相手に対して、「はい」ではなく、「ええ」と返事を返しているケースである。

「ええ」という表現は、私も経験があり、何となく「気怠さ」や「真剣さ」には思えないのである。

 

「ええ」と返事した場合、相手は本当に聞き留めたかどうか、反射的に

「もしもし」から始まり、再度、同じ内容を繰り返す経験をしていませんか。

 

特に高齢者は、電話による肉声に安心感を持っている場合が多いことを

心に留めて、「はい」と明るく、しっかり返事をお勧めします。

 

 

そして必ず「確認」を忘れないことは言うまでもありませんが。

 

これは、電話に限ったことでなく、対面の時も必要な基本的マナーです。