現在、薬学部の学生のボランティア実習が、2月中旬からの春休みに始まっています。
学生たちは患者さまと何とかコミュニケーションを取れるようにとの懸命な努力がくみ取れます。
その中で、共通して学生からは、患者さまから「ありがとう」といわれて、とても嬉しかったと言います。
また、学生も患者さまに「ありがとう」という気持ちを持つことが大切なのです。
つまり、「ありがとう」には双方向性の関係にあるということです。
毎年、実習講義で必ず、最後に、学生たちにボランティア実習を通して、「ありがとう」の言葉の重さを実感できる機会になることでしょう。
心からの感謝の気持ちを伝える「ありがとう」を、心に留めてくださいと結びます。
私はそれを「ありがとう効果」と称しています。