昨年、11月初旬に帰郷した際、盛りこそ過ぎていたが、お山のススキが爽やかな風に心地良く委ねていた風景が、今も鮮やかに記憶している。
恐らく今、天文台のあるお山のススキが「あさくちブルー」とコラボしているのではないでしょうか。
故郷に近づく車窓から、秋色に染まり始めた風景を見出す楽しみもあり、待ち遠しく思っている帰郷だ。
嘗てはどこまでも広がっている秋晴れの青空のもとで、運動会があったが、今は母校の小学校も、五月晴れの5月に変わった。
しかし、小学校に隣接する「こども園」の運動会が週末にあると聞いた。
虚弱児だった私は、幼稚園の体験がなく、寂しい想いをしてきた。
今から楽しみにしている。
新しく変わった故郷から、秋色に移ろう「小さな秋」を見つけたいと心弾む帰郷である。
青空と星空はいつも変わることなく、優しく故郷を見守っている「浅口のまち」が待っている。