先週末日曜から、ある目的で故郷の浅口市に帰郷した。
残念ながら、夕刻の鴨方駅はご機嫌斜めでポツリポツリと小粒の雨がお迎えに。
前夜、里見川の桜が提灯によるライトアップに魅せられ、タクシーの速度を落として貰うほど、華やかだった。
翌日は雲一つなく眩ゆいほどの「あさくちブルー」が広がっている。
もし、記憶が確かであれば、桜の樹の下には菜の花が続いている筈だ。
その記憶を裏切らない菜の花が少し伸びた感はあるが、正に懐かしい春色のコラボが残っていた。
目的を終えた私は母校の運動場で、改めて「あさくちブルー」の素晴らししさを、見上げながら考えていた。
空が透明で、空気も澄んでいるせいか、空が限りなく高く感じる。
大気が安定している「天文のまち」にぴったりと言われる根拠がわかる。
昼も夜も、自然に恵まれた環境の「浅口市」の魅力を再発見した。
「あさくちブルー」を見上げて、心もすっきり、元気になりますよ。