2018年

5月

30日

メールの力

来月、故郷の小学校での講演は、母校の校長先生のメールに始まる。
驚きと戸惑いと嬉しさが同時に込み上げてきた。
やがて、嬉しさが日を追って広がった。

現在の通信手段はメールに始まり、メールに終わると言っても過言ではない。
今回、「メールの力」というか「メールの存在力」によるところが大である。

この年齢になると、ともすればデジタル化のスピードに追いつかず、「デジタル疲労」という言葉が生まれている。私も漏れなくその一人である。
時々、私のデジタル能力を買い被らないでと、叫びたくなる。

然し、今回はメールの力を持って、此処まで漕ぎ着いたのだ。

あと2週間で、61年ぶりの懐かしい故郷と「メールの校長先生」に逢える。
日を追って故郷で過ごした日々が走馬灯のように蘇っている。

2018年

5月

17日

2枚の航空写真

来月の小学校の講演の内容に何か、関心というか話題になる材料を探していた。

東京に住まいを移した時、「古い上着よ、さようなら」と言った気持ちが強く、また収納場所も少なく、極力、今で言えば「断捨離」をした。

小学校時代の思い出は、2枚の航空写真だけだった。何故、それだけなのか記憶にない。
確かに残していたことには自信があった。セピア色に変色した版ボールの中に探していたアルバムから見つかった。

61年前のアーカイブスといえる小学校の校庭に人文字で、「六小」とある。確か、私も写っている。
これで、話題になること間違い無いとの自信がついた。

そうと決まると、スムースに進むものだ。ただ、そっそかしいので、レイアウトを始め慎重に進めた。

5月末に原稿を送信できた。果たして要望に応えることができただろうかと案じている。

2018年

5月

02日

グーグルアースとグーグルマップ

「青天の霹靂」のうち、故郷の小学校の講演会の準備を、連休を利用して目安をつけたい
その前に頭を過ぎった。一体、我が故郷はどの様に様変わりしているのだろうか。
グーグルアースとグーグルマップで、検索した。

グーグルアースから検索を始めるや、61年間の時の経過に、私は愕然とした。
当然のことだが、呆然ともした。
記憶を辿り自宅のあった場所を探すも、見つけることは困難だった。
気をとり直して、更にマップで挑戦するも、ますます迷路に入った。
グーグルアースとグーグルマップで、私の頭の中はグルグルと目が回って、後悔と共に、ショックを受けただけだ。

だ、私は何とかして一つでも手掛かりはないかと、アイパッドに徹夜するほどに拘り探し続けた。
しかし、精神的にも体力的にも限界に達した。
大体、日頃も左右を取り違えたり、方向音痴の私はグーグルでの検索は無駄な労力と気付き中止した。

確かに61年間の時の流れに対し、現実を認識する甘さに恥じるばかりだ。
一方では、戸惑うまでに故郷が成長しているとも考えれば、消滅とか衰退を危ぶまれる故郷より
喜ばしいことだと思い直す。

既に、今年早々に依頼を頂いて以来、故郷の小学校はインターネットでの検索を続け、私なりにビジュアル的共有を楽しみむ自分がいた。

来月16日には、否応無く解決する。
好奇心より、如何に講演会の期待に応えられる方がが優先されるべきもので 、寄り道をしてしまった。

明日からの連休は、パソコンを相棒にパワーポイントを始めよう。