旧暦で今日は私の誕生日

何と無く新暦の誕生日を迎えた時に、旧暦の誕生日はいつだろうと頭を過ぎった。
早速検索すると、今日3月29日と分かった。

そうか、2回誕生日があると思うと、これまで新暦の誕生日に向かって遮二無二、色々と、前期高齢者に別れを告げようと頑張り、些か体調にシグナルが灯り始め、これは拙いと、最低限のの目標のホームページのリニューアルだけは完成したく、27日に完了したと思って、確認をする与力が無く、放置していた。

新型コロナウイルスの感染防止に不要不急の外出は控えるという事態に、私としてはルンルン気分で、自分のホームページをタッチして、恐らく瞬時に血圧が上がったであろうミスをしていた。

空からは白いレターと言われる雪が降っているではありませんか。
気温も下がり、甚く落ち込み、どうして、確認をしなかったのという後悔に、コロナショク成らぬコロナ鬱 の状態になってしまった。

本来であれば、直ぐに訂正する所だが、こんな不安定な精神状況の時は更に、失敗の上塗りをする危険性を恐れ、落ち着かないままスルーすると決め込んだ。

やはり私はアナログが心身共に良いのかも知れないと改めて、思って次第である。
実は、その想いを察するかのように、3月29日の日本経済新聞の日曜版の「NIKKEI The STYLE」に「手書きの愉しみ」という特集記事に、気持ちがスッキリした。

記事によれば、「書くことは人間が太古育んできた文化だ。物事を記録するだけでなく、人々は文字を書くことで心を癒し、考え、胸の内の思いを伝えてきた」とある。

予てからデジタル疲労の私は、正に心を癒されたのであるが、ホームページは相変わらず放置したままで、いる。
誕生日が二度あるなんて喜んでいる場合では無く、お粗末な結果を残してしまった。