例年、11月にインフルエンザの予防接種をするのが、当たり前になっていた私は、体調も気がかりな要素を残してはいたが、恐らくこれもメンタルな部分が多いと、思い切って、予約していた時間に病院に出かけた。
ドクターから、「利き腕でない方を出して」と言われたのは、初めてで、
その一言で、はっと、私は気づいた。
長年、無意識に、採血の場合、左腕を出していた。
振り返ること、昨年の脳神経外科の入院中も、もっぱら、点滴投与、採血
にしても、左腕であった。
昨年の入院中、その後の経過診療の採血、区民健診、コロナ禍と75歳も重なり、肺炎球菌ワクチンの接種、2度の新型コロナウイルスワクチンの予防接種、年内最後であろうと思うインフルエンザの予防接種と続いた。
まあまあ、昨年から今年は、何と、わが左腕には、幾数もの注射針の歴史が残っているだろうかと。
幾分、夜になって、少し赤くなってきた左腕に、手を添えて「今日も、ありがとう」と、韓syの気持ちを伝えた。