昨夜は5時過ぎから、空を見上げながら、「ま~だだかい」と思いながら、
140年ぶりといわれる部分月食を待っていた。
さんざん歩くも、ビルが邪魔して、体も冷えて来たので、諦めて帰ろうと決めたが、ある場所に一縷の望みをかけて、見上げた先に、赤茶色というか、赤銅色の月が夜空に見えた。
燈台下暗しとはこのことで、自宅からわずか数分の場所で、ちょうど、ビルとビルの隙間から、宇宙ショーを観望できた。
昨夜の素晴らしいひと時を過ごした余韻が今朝まで続いていた。
とても得をしたような満足感で、新聞を広げるのと同時に、「ドスン」と
体を突き上げられた。
その後、微振動に変わり、、もしかして地震と気が付くまでに、時間がかかった。
というのは、これが、「直下型地震」なんだと、初めての「突き上げられて後にストン」と突き落とされた感覚である。
東日本大震災の地震は、横揺れというか、左右に揺れ動いた記憶とはちがっていた。
ニュース速報に寄れば、震源地は東京23区で、震度3だった。
初めて、震源地が東京23区と知り、いつ来ても不思議ではないと言われている「首都直下型地震」に、恐怖を覚えた。
確か、10月初旬の夜の地震以来、しばらくはエレベーターの利用を控えて
非常階段を利用していたが、喉元過ぎればで、最近、また、エレベーターを利用し始めた矢先だった。
今朝の衝撃に、私は、またエレベーターの利用を控えようと決めた。