豪雪地帯のワンちゃん

今日は1958年、第二次南極観測隊が、接岸が難しく、止む無く相棒の15頭の樺太犬を置き去りにした人で、翌年1586年ジロとタロの二匹が生き延びていた日である。

 

当時感受性の強い中学生で、犬派で我が家でも犬に対する愛情は、今回の

置き去りにしたという視点で、同級生と、喧々諤々の意見を闘わせていたが、それぞれがもっともな意見であり、動物と言えども、特に南極越冬隊にとっては、欠かせない相棒であったはずだ。。

 

コロナ禍で、何倍もの人が、室内犬と思しき小型の犬を散歩している光景が目立って増加している。

 

今や、「犬は喜び、庭駆けかけめぐり、猫は炬燵で丸くなる」といった情景とは程遠く、守られた生活環境にある。

 

残念乍ら、私は猫とのお付き合いはないので、寒いこの季節についての状況は分からないが、終日、日本海側や、豪雪地帯と言われる地方のワンちゃんは、喜んで庭を駆け巡る快適な状況にはないと察せられる。

 

タロジロの樺太犬のタフさに対して、今、豪雪地帯の犬や猫を始め、毎日どのように、半端でない今年の豪雪を過ごしているのだろうか。

 

言葉を発しないだけに、飼い主は、これまでの経験から、向き合っているのだろうと、想いを馳せている。