今日は、24節気の「大寒」で、寒く、風も強く、正に一番寒い日と言われている通りで、極力狭い路地を選んで、足早に背中を丸めて散歩する。
あまりの寒さに、全身がフリーズしまいそうで、スーパーに逃げ込む。
スーパーに行くと、必ず、フィッシュコーナーに立ち寄るのが、スーパーのルーティンになっている。
特に、お刺身に関心があり、相変わらず、尾頭付きで白身の魚を見つけると、足が止まって、購入意欲との闘いが始まる。
今朝、二十日正月という、まだお正月が残っていると知った私は、売り場に「富山産のカワハギ(ウマズラ)」とある。
幼少期に私は「カワハギの煮つけ」が好きで、しかも、小骨がなく、ポロリと肉離れが良く、子どもでも安心して、食すというわけか、旬の時には
我が家の食卓によく並んだ懐かしい魚である。
煮魚のイメージが強い私は、きっと、刺身も美味しいのではと、手を伸ばしたが、一つ「ウマズラ」と追加で連なっているのが気になった。
そうだ、今日は二十日正月だから、最後のお正月のけじめとして、お刺身を頂こうと決めた。
コリコリとした触感で、期待を裏切らなかった。
しかし、この富山産の「カワハギ(ウマズラ)」が気になっていた。
というのも、ふるさとでは「こりゃあ、ウマズラじゃ」と、扱っていた。
胃に収めた後に、検索すると、富山産のカワハギは、フグ目カワハギ科の魚を総称してカワハギというそうだ。
もう一つ、都合よく、「まだお正月が残っていた」と二十日正月も検索すると、西日本では、正月最後の納めの日で、東日本では、仕事始めの日と
分かれている。
私は、生まれは西日本、現在は東日本と、両者を尊重して、今日が終わりで始まりの日として、いよいよ、目標に向かう環境になったようだ。