今日25日は、全国で一番寒いとされていると、天気予報士が報じていた。
また、1979年、上越新幹線の大清水トンネルが貫通した日だそうだ。
その後、1985年の11月、美術の仕事をしていた私に、同業者の一人として12月にオープンする「ニューグリーンピア津南」の宿泊施設を始め、スキー場などの施設に、絵画や立体等々の美術品を納品、設置をするために、
上越新幹線に集合した。
同業者の一人が、大清水トンネルはなんでも、世界最長らしいよと、話しているのが聞こえた。
というのは、数日前から、体調を崩し、悪寒もあり、できれば出張を控え
休養したいところだが、責任もある立場上、唯、車窓の風景をぼんやりと
眺めていた。
その時、視界が真っ暗になった。
先ほどの大清水トンネルに入ったからで、本当に長いこと、長いこと
車窓の窓ガラスにが、鏡の役割を果たし、車内が映りだされた。
今年も昨年同様に、豪雪地帯は降雪量が半端でなく、いくら慣れているとは言え、毎日、大変なエネルギーが必要だと想いを馳せる。
津南では、毎年、11月13日から雪が舞い始めると聞いた。
確かに仕事が終わった13日の朝、バスを待つ停留所に、パラパラと粉雪が
降り始めた。
その後、2018年だと記憶しているのだが、まだ、コロナ禍の上陸前には、
新聞紙上や、折りこみによる旅行会社の広告が、多く掲載されていた。
その中に、「津南雪まつり」を見つけた。
一つのイベントとして、辺りが銀世界の中、優しい「ランタン」の灯りが沢山打ち上げられている光景に、目を見張ったのである。
何とも言えない温もりを感じる「雪まつり」であり、偶然にも、今日が懐かしい大清水トンネルの貫通日と知って、検索したが、コロナ感染のために、どうなるのか案じられる。
「純白とオレンジ色が織りなす世界」の素晴らしいコラボだと、再開を願っている。