貴重な一日

3年ぶりの行動制限のない後半の連休日を前に、平常通りの営業日である処の区役所に出かけると、月初でもあり、色々な手続等の日でもある。

 

混雑状況から、午後に出直すこととした。

いよいよ、エンジンをかけるために、折角隣接している区の施設を利用するために、理解が困難な箇所があり、尋ねておきたかった。

 

恐らく、6月に立ち上がればと考えているが、相手のあることで、納得して

喜んで頂くためには、嘗て、民生委員の発祥の地である岡山で、しかも、

ふるさとでお話をした機会から、既に、4年の時を経ている。

 

コロナ禍で、民生委員の活動も制約があり、十分な成果が達成できないと

いうのが現状であると聞く。

 

今、コロナが少しずつ、減少状況にあるものの、独り住まいの高齢者が、

話し相手もなく、声を出すこともなく、心にストレスを抱えている方が

多いと察している。

 

例えば、独り住まいでなくても、スーパーで出会うと、懐かしそうに話しかけてくる。

不思議と、冷凍のきいたお魚コーナーであり、15分の話していると、寒くなってくるので、お店の隅っこで、話を聴くといった状況が多く続く。

 

嘗て病院ボランティアをしていた私は、もっぱら病気の方の「お話相手」として、接してきた。

 

そこで、隣接する区の施設を利用して、日頃、独り住まいの方を対象に、

月に一回、井戸端会議のようなおしゃべりタイムを考えている。

 

そのための準備として、今日は、明日からの後半の連休を前に、貴重な日

として有効に活用したいと、思い当たる方に相談をすることが出来た。

 

今後は、張り切りすぎて体調を崩さないように注意しながら、目的を果たすための準備に時間を要すると覚悟をしている。

急がずに慎重に落ちついて行動するつもりでいる。

 

又、母校は残念ながら、遠い存在になりつつあるように思い、せめてその

寂しい想いを、小学生と、就学児童前の子どもたちに「読み聞かせボランティア」を学び、これまでは、病気の方に本を読んできたが、正式に学んだ経験はなく、こちらも5月に受講する予定でいる。

 

そのような次第で、「別れ霜」と言われる今日は、八十八夜、八が重なることから物事を始めるには、特に農業にとっては縁起の良い日とされているそうだ。

 

喜寿になって、又、新しい土地を耕すに等しいと考えているが、何よりも

自分にとって「学びの場」になると、楽しみにしている。