食材のバランス

今月5月から日本経済新聞の朝刊に、マンガ家の里中満智子氏の「私の履歴書」の連載が始まった。

 

身体が弱く寝込むことの多かった母親に代わり、調理師だった父親から10歳の頃から料理の手ほどきを受けたと記載されている。

 

父親から栄養のバランスを考えて、白黒緑黄赤の5色のものを食するようにと教えられたそうだ。

 

財布と相談しながら、旬のものを献立に取り入れるために考えたそうだ。

例えば、豆腐、ゴマ、ピーマン、卵、トマトと、5色揃っている。

 

気が付くと、私の食材も似たり寄ったりで、非常に近親感を覚えるとともに、父親は今でいうところの「食育」だと、記している。

 

今月から、書き込んでいる手帳の予定から、やはり、忙しくても旬のもので自炊を心がけようと決めた。

 

早速、冷蔵庫の食材を点検しながら、独り住まいというのは、食材によっては、新鮮さを失う危険性もあり、そのあたりで、私は乾物類を利用することが多い。

 

兎に角、美味しいと想う様に、工夫するには、だし汁を使用することで、

不思議なほど旨味が増してくる、

 

瀬戸内で育った私は、ふるさとの煮干しを使う場合が多い。

ついつい、産地を見て買い求めている私である。