絵本の魅力

幼少期、虚弱体質だった私に、母親は枕もとで絵本を始め、何処から入手するのか不思議に思いながらも、体調が思わしくないないが、母親による

「読み聞かせ」は、楽しみであった。

 

幼児体験に合わせ、長びくコロナ禍にによって、私を支えて下さった校長先生の定年退職と重なり、私は母校の可愛い後輩に出合う機会を失してしまい、精神的に心穏やかに過ごせる日々がなかったといっても過言ではない、鬱々とした歯ぎしりをしたい毎日を過ごしていた。

 

隣接する環境から「読書聞き聞かせボランティア」に目が留ま待った。

 

今日から私の心の生きがいに対して「読み聞かせボランティアの養成講」が夕刻から始まる。

 

遠くなったふるさとの母校の後輩を思い出しながら私は、講座を受けること楽しみにしていた。

 

恐らく、ふるさとの母校や子ども園での「読み聞かせ」はできないものの

地域の子どもたちにできればと考えたのである。

 

体力的に、母親は「絵本」の読み聞かについても実に行き届いた図書の選書に今から振り返ると、「読み聞かせ」しながら、常に母親は私に対する表情に気遣いながら、時には相応しくない時は、打ち切った記憶がある。

 

いま、私はこれから、どの程度の命の限界があるかも神のみぞ知ることであるが、それまで、私は、一つの生きがいを見出した日でもある。