私は61年ぶりのふるさとへの帰郷から、「天文台のある町 あさくち」に目覚め、毎日の空の変化に関心を持つようになった。
今日は、6月の満月の日だが、中国、近畿、東海、北陸の4地方が梅雨入りとの報道に、楽しみにしていた満月は諦めざるを得ない。
すでに、いち早く関東地方はいち早く梅雨入り宣言をしている。
嘗ての先人は、梅雨入りに必ずぶつかる祭りが都内にあるが、もし、その期間に雨が降らなければ、「空梅雨」と言われている。
東京は、先人たちの残した言い伝えに、6月の満月に、日頃の思いのたけを
訴えたかったひとも少ないないが、その想いは叶えられなかった。
晴天率の高い「晴れの国 おかやま」、ふるさとの大気の安定率の高い地でも、ストロベリームーンは見えなかったのだろうと、想いを馳せるも、
自然の力には勝てないと、受け入れるしかないのである。