今朝エレベーターに乗り、目に入ったのが、今日は「嘉祥菓子の日」という懐かしい記念日と知り、過去の自分の営業努力を思いだした。
美術の商いをしている時、私はある和菓子の名店の季節の和菓子を届けていた。
その和菓子の店長から、必ず、事前にオーダーして季節感のある和菓子を
お得意先に届けていたのである。
店長から、当店の和菓子をオーダーすることに、問いかけがあった経緯がある。
その時の答えは、例え、お目にかかりたい方が不在でも、変わらず、私が訪問したという足跡を残すために、変わらず、同じ和菓子の痕跡を残しているといった私なりの必死な営業方法であった。
特に、営業上大切なお得意様には、この「嘉祥菓子」をお届けしていた嘗ての営業努力を思いだした。
実は甘いものがものが苦手の私だが、縁起物として、私の日頃の配慮に対する感謝の気持ち以外に、なにも物も下心はないのである。
得意先がほとんど、企業であった為に、秘書室に届けることが多い。
時には、経営者の自宅訪問で、奥様とティタイムをご一緒して、お力添えを頂いたこともある。
私にとっては、「和菓子の力」と言っても過言はない。
正に「嘉祥菓子の日は」有難い記念日である。