以前に、最近亡くなった父親の夢を頻繁にみると書いたが、どうやら、命日を忘れないでと、私に伝えたかったのではないだろうかと、想った。
目覚めるや、忘れていませんよと、答えておいたので、恐らく、満足して
くれたであろうと。
そういえば、前夜から母親と二人で、父親の症状が刻々と変わっていく姿を、母親は私に、死に行くステップを丁寧に説明してくれたのである。
私も初めての経験で、悲しいという気持ちより、母親の冷静に、受け止めている姿に、いずれは母親を私が、看取る立場になる。
そのために、私は、母親の話に緊張感と、使命感を感じた。
翌日というのは、今日18日の朝、6時過ぎに旅立ったのである。
その時の母親が私に伝え残した言葉の一つ一つが、今私は貴重な体験をしたことを感謝している。