新型コロナウイルスにより、ふるさとに帰れない日々が続いて、凡そ、3年という長い日々が続いている。
ふるさとには、既に実家はないのだが、忘れられないのは「空と空気」という自然が恋しいのである。
その想いを叶えてくれるのが、母校の小学校のブログである。
今日は72候の雑節のひとつである「半夏生」である。
この「半夏生」までに、田植えを終えておくといわれている。
母校の体験学習の「田植え」はと、気になった。
ブログを開くと、先月2日に、種もみを蒔いた苗床を作った苗が育ち、昨日、地域の人に支えられ、無事に田植えにトライしている子どもたちの生き生きとした表情が、こちらにも伝わってくる。
さすが、米つくりの名人と言われる地域の人は、自然に対する忠実さを、
心得ていると、何だか、ふるさとの風に、植えたばかりの若い苗の香りが
届いてきた。