午前中に予定があり、身繕いをして、ドアを開けた途端に、身体が突如として、宙に舞い上がった。
急に、出かける自信がなく、友人に連絡を入れて、今日の約束はキャンセルしてもらった。
取り敢えず、意識はしっかりしているが、もしかして転倒して頭をぶつけるのは避けなければと、自分に言い聞かせながら、ベッドに辿り着いた。
早速、熱を計ると平熱、今回の「火の粉」問題が影響して以来、まるで、
猛暑日のように、血圧がどんどん上昇している。
主治医の先生から、私の血圧は実に日頃の生活状態が素直に現われると言われているが、正にその通りである。
血圧を測ると、「やめて、やめて」と叫びたくなるほど、数値が高くなっている。
実は、私は昔から、前日まで元気でいても、日曜日になると、ガクンと体調が悪くなるという悪い体質と付き合ってきた。
しょうがないと、今日は日曜日、取り敢えず、全てに目を瞑って、ベッドで過ごす。