今年、東京は先月29日に、早々と梅雨が明けた。
しかし、これまで七夕に織姫と彦星のデートは叶わない場合が多く、もしかして今年も急変があるのではと、信じがたく、夕刻から、空を見上げていた。
夕刻より会議があり、8時過ぎに外に出て見上げた夜空に、煌々と上弦の月が輝いている。
思わず、この素晴らしい月あかりに、今夜は織姫と彦星の逢瀬、デートが
叶うと想うと、私は素直に良かったねと。
会議では、色々と山積されている問題を洗い出し、前向きに解決を検討しなければならなかったが、外に出て、夜空の上弦の月のくっきりと浮かんだ美しさに、晴れ晴れとした。
今夜で「もう、これっきり、これっきり」という予感がする。
久しぶりの晴れの七夕の宵に、私の願いが叶うのではと思ったのである。