葉月に期待を込めて

昨日31日の夕刻、とうとう脱力感に襲われ、先日、ドクターから休養するのが、何より必要との診断通り、ダウンしてしまった。

 

頭を空っぽにしなければと、ホテルに駆け込んだ。

定宿というか、セカンドハウスというか、私には実家に近い存在である。

 

家庭的な朝食も、私には楽しみの一つで、凝り固まった全身がゆっくりと

解れていくのが分かる。

 

僅か一泊でも、今の私にとっては必要な休養の時間で、やはりホテルを利用して正解だった。

 

朝食後はいつも、ホットコーヒーを部屋で飲みながら、さあ、何から始めようかと、既に、スイッチオン、何時でもスタートできる状態になる。

 

特に、今日は、月曜日が葉月の1日に当たることもあり、私は先月までの何とも言いようのない重苦しさを払拭したかった。

 

お陰様で、ともすれば、俯きがちだった思考回路が、上向きに変わった。

 

久し振りに本来の私を取り戻した感触に、足取りも軽く自宅に帰った。

昨日までとは自宅まで、気持ちの切り替えで、新鮮に思えた。

 

私には長く苦しい3か月近いトンネルを、抜け出すことができた。

 

今月は、既に手帳には、予定が現役時代のように、書きこまれている。

 

どうも、外に向かって開放的な生活スタイルに、生きがいを感じる。

 

自分で、自分を管理する術を、改めて学んだようだ。

 

これから、何が待っているだろうか、楽しみである。