今日は、今年初めての循環器科の診察日。
昨年からというか、新型コロナも2年目を過ぎたころから、じわじわと血圧の上昇が半端でなく、毎朝、血圧計を見るだけで、気持ちが落ち込んでしまう。
数値を見ると、段々、天井知らずの数値に、自分でも高くなる理由は分かっているだけに、情けなく思う日々が続いている。
先生に現在の情けない状況を報告すると、「20年近く、診察してきたが
体重が増えたという話は、初めてよね」
日頃の食事について問われた私は、自分でも決して胸を張って話せる状態ではないことは、よ~くわかっている。
主治医の先生に、現在の生活スタイルや食生活について、包み隠さず素直に話しているうちに、不思議に、これまでカチカチに強張っていた状態に苦しんでいた私の全身がゆっくりと和らいでいくのを感じた。
心理学で、「カタルシス」と言われる「浄化作用」が、私の疲れていた心身状態を、先生に話すことによって、解きほぐされたのである。
そうだ、スタートしたばかりのプロジェクトにこそ、この「カタルシス」が目的だったと、自分の身を以って、気が付いたのである。
因みに、健康促進の取り組みを支援している会社「リンクアンドコミュニケーション」の2800人を対象にした調査によれば、コロナ禍に置いて
コロナ太りと言われる体重が増えた人は57%、体脂肪率が増えた人が
60%という結果に、驚いた。
57%の「コロナ太り」に紛れもなく該当する私は、生活習慣病の予備軍としても案じられるといえる。
今日を限りに、改めて、食生活の改善から始めようと決心した。