白い花が好き

このところ、白い花の季節に私は何といっても、白い花が大好きで、つい

道すがら約束の時間を忘れるほどに、立ち止まってしまう日々が続く。

 

梅雨を代表する紫陽花、泰山木、梔子に、故郷で山桜桃梅、柿の花と懐かしく思い出す。

 

昨日に続き、日本経済新聞「あすへの話題」に元警察庁官の松本光弘氏が

神田駿河台の三井住友海上火災保険株式会社の屋上庭園で、ニュートンの

リンゴの木の子孫を見つけたという内容である。

 

ニュートンのリンゴの木には、私も小石川植物園で初めて見たことを思い出す。

 

リンゴの木の花弁と清楚さに、山桜桃梅の花の可憐さが重なった。

 

柿の花は小さいが、花そのものは肉厚で、落ちた花をかき集めて楽しんでいた。

 

散歩コースに利用している公園には、枇杷の木と柿の木が並んでいる。

 

この柿の木は、長崎で被災した2世を植樹したものと聞いているが、未だ、

開花した気配はないようだ。

 

いずれにしても、私は白い花が好きという結論に至る。