火災感知器が作動

今日は午後から婦人科がん検診に出掛けようと、エレベーターのボタンを押すのと同時に、自動火災報知機の感知器が作動した。

 

かれこれ、東日本大震災の年にマンション住まいを始めて、13年目にして

初めて、報知器の緊迫した音声に、思わず、事態が呑み込めずにフリーズした。

 

そのフリーズも一瞬で、管理組合の立場上、臭いは、煙は発生回数を知らせる場所に、非常階段に走った。

 

ところが、時計を見ると、検診の予約の時間が迫っている。

 

ちょうど、ランチタイムの休憩時間帯と重なり、マンションの周囲は黒山の人だかりになり、消防車のサイレンも段々大きく聞こえる。

 

管理員により、誤作動との報告に安心するも、私自身は時刻が刻々と迫り

気が気ではなかったが、滑り込みセーフ、間に合った。

 

昨年末に感知器を取り換えたばかりで、感度に優れ、幸いであったが、今後について大いに反省点が残る。

 

わが地域でも、投資用のマンションが林立し、入居者の生活スタイルが多様になり、必ずしも、消防点検に協力的とは言えず、管理人も清掃を済ませるだけという管理体制が多い。

 

ある人がこれからは「安全と安心はお金で買う時代」といったが、まさに

その通りである。

 

幸いに私のマンションは、日曜日を除いて、日勤体制である。

つまりは、安全と安心は「お金」で守られているということかな。