2020年

10月

31日

マリ子晴れ

「マリ子晴れ」と唐突に持ち出し、何のことと疑問に思うとが当然を承知で、敢えてあえて取り上げたとりあげた。

 

先月の2週間の入院生活を終え、狭いながらも自宅での日常生活が元ってきて間もなく、凡そ、一か月後、エレベーターのリニューアル工事で、階段の乗降にドクターストップがかかり、近くのホテル住まいを余儀なくする生活が始まった。

 

偶然にも入院生活に近く10月18日から30日まで、ホスピタルからホテルという「ホスピタリティ」の生活を過ごした。

 

毎日、リハビリをかけて,ポストに午前は朝刊を、夕刻は、手紙や夕刊を取りに出かけた。

そのうちで、何と雨の日は一日だけという、これまでにも私を「晴れ女」と友人たちは、私と出掛けるときは、「晴れ」ねと言われてきた。

 

今回の闘病生活中の友人の励ましのメールと、ふるさとの母校のブログが

大きな支えになった。

 

特に、今朝の友人のメールには「今日は晴れてマリ子晴れですね」と。僅か唯ただそれだけの短いフレーズに、私は嬉しかった。

 

おかけ様で、自宅に帰り、やっと私の日常生活が始まる。

 

 

2020年

10月

18日

リカバリーの月になる

退院後初めての脳神経外科の診察の結果は、無事にクリアできたが、凡そ

20年近く、循環器の定期診療を受診しているが、先日の14日がその日に当たり、何と、脳神経外科のカルテを見守っていてくださったと聞く。

 

何と、私は、改めて医療スタッフにも恵まれているか、胸が熱くなると共にそのためには、救われた命を大切にしていかねばと強い想いを持った。

 

さらに、不思議な巡り合わせで、自宅のマンションのエレベーターも、リニューアル工事が明日から12日ほど、使用できなくなる。

 

5階にある自宅からの階段の利用は、リハビリもクリアしての退院だが、

やはりまだ、私にはリスクが伴うと、近くのホテルを利用する。

 

当分また、ホテルという新しい住環境の中で、退院後の生活スタイルを

維持するのは、これまた、大仕事である。

その維持のために、数日メモに思いつくと書き込んでいるが、ちょっと

した引っ越しに近い。

 

なぜなら、季節の変わり目だけに気温差に神経質になる。

人は、人と割り切って、体調を崩さないようにと思うと、何とたくさん

あるわあるわであるが、今の私はその慎重さが必要である。

 

思い切って、今月は、私自身もリニューアル月間と決め込み、女性検診の乳がん、子宮頸がん検査、インフルエンザ予防接種、肺炎球菌予防接種、区民検診と目白押しに続く。

 

あとは今月中で終わり、結果待ちである。

因みに、自宅も今月でリニューアルも終わる。

 

まさにリニューアルというべきか、リカバリー月間である。

2020年

10月

08日

金木犀の香りに包まれて

早いもので、今日は24節気の一つ、「寒露」です。

既に季節は秋に移ろっています。

 

今月1日に、退院後初めての診療に出かけました。その時あたりからそこはかとない金木犀の甘い香りが漂ってるのを鮮明に記憶しています。

 

今日の診察の結果を頭の隅にあった不安を、大好きな香りによって一瞬に

きっと、大丈夫と思えたのです。

 

お陰様で、主治医から術後の結果は、順調に回復にあり、私は、思わず、ありふれた表現だが、胸をなでおろした。

 

急に、心が軽くなり、間もなくというか、75歳の後期高齢者の仲間入りをして、もう残すところ、5か月になった。

 

改めて、令和2年を迎えるや、間もなく新型コロナウイルスによって、私の後期高齢者のスタートは、残念ながら、ものの見事に、当時の未知なる

ウイルスによって、現実を受け入れる日々が続いた。

 

然し、素晴らしいドクターによって、また、その後のこれまた、行き届いた医多くの医療スタッフに支えられて、自分でも驚くほどの回復をしたのである。

 

この年齢になると、社会問題になっている一人住まいの高齢者が増加している中で、漏れなく私もその一人であるが、私は、「人に恵まれている」

というか、私から求めることなく「手を差し伸べてくれる人」が多いのである。

 

しかも、ある意味で、新型コロナウイルスの発症も、前向きに考えると、

私には、これまでの人生の振り返りと共に、まだ、漠然としているが、何か「新しいヒント」を、私が、悩むことなく自然体で、待っている予感を感じて、楽しみになっている。

 

このように、28年ぶりの手術、入院生活を通して、私のともすれば、拘りや固執しやすい性格、せっかちさが不思議に消えてしまったのである。

 

結果的に、今回の手術こそ、次なるターニングポイントと思っている。