2023年

12月

31日

2023年もお終い

2023年は、総じて「ツキに見放された年」といえる。

 

その「トリ」は昨夜の排水パイプのスプーン飛び込み事件である。

正午過ぎに、専門業者さんによって、何と5分で終了。

 

その道その道と言われる「プロの力」に驚いた。

昨夜はどうなるかと案じたが、めでたし、めでたし。

 

来る年は「ツキに満ちた年」になるよう願いを込めてオーバーホール。

 

「ツキに見放された」と頭を垂れて俯いても何ら解決には繋がらない。

 

幾つになっても、乗り越えるために必要な成長過程ではないだろうか。

 

深呼吸をして、落ち着いて、優先順位に沿って、解決の糸口をさがす。

 

艱難辛苦を楽しく受け入れ、無理をしないで、頑張らないで頑張ろう。

 

心身ともに健康な精神と肉体を保持するために、食生活に配慮しよう。

 

多様性の社会、穏やかで、しなやかな心を忘れずに持ち続けていたい。

 

人にも、自分にも感謝の気持ちと、笑顔輝く努力をして、レッツゴー。

 

戯言を列挙したと一笑されそうだが、70代最後の年を迎えるにあたり、来る年に私の真摯な気持ちを綴って、2023年の締めくくりとする。

2023年

12月

30日

年内最後のラジオ体操

今年の8月から始めたラジオ体操は、朝のルーティンとして生活スタイルの一つに収まっている。

 

今年は幸いなるかな、寒さを感じないから、続いていると想っている。

本来のこれまでの体重であれば、寒さに負けて、風邪をひいている。

まあ、体重の増加がラジオ体操にとってはプラス効果である。

 

最後に指導委員さんから、思いがけないプレゼントを頂く。

8月からお仲間に加えて頂いたばかりなのに、とても嬉しかった。

 

夕刻、キッチン周りのそうじ、排水パイプのヌメリ取りを終えて、キャップをしようとしたとき、排水パイプにスプーンが勢いよく飛び込んでしまった。

 

何とか、取り出せないかと試みるが、後5センチを残して届かない。

全く、最後の最後まで2023年はお騒がせの年である。

 

仕方なく、マンションの緊急連絡先に相談すると、待つこと、10分ほどで業者さんから連絡で、翌日31日に来てくれることになった。

 

ああ、これでもう年内はゴソゴソ動かないことに決めた。

2023年

12月

29日

左腰背部の鈍痛

27日夜半、ラジオ深夜便のボリュームを絞ろうと起き上がる際、左の腰背部に鈍痛を感じた。

 

眠気に勝てず、そのまま眠りについたが、昨日になると、ラジオ体操でも時々痛みが走る。

 

角度によっては痛みを感じないので、温めればとカイロを貼ってみた。

確かに温かく気持ちはよ良いが、痛みは一向に治まらない。

 

仕方ないと、今年最後の診療日、明日から新年3日まで休診だ。

 

左側だけというのも、不安要素で、素人判断だがぎっくり腰とは痛みが異なるし、うじうじしているより、病院で診療した方がスッキリ。

 

考えてみれば、昨年の12月29日も、アキレス腱の痛みに耐えられず、整形外科に飛び込んだ次第。

 

何と昨年と同じ行動パターンである。

 

左腰背部の鈍痛に該当する内臓の検査をすることになった。

高い数値があるも、内臓にはつながらないという結果でお終い。

 

来月の健診より一足先に検査を受けるが、今日はさらに多岐に渡った。

2023年

12月

27日

コールドムーン

今日は2023年最後の満月コールドムーンをキャッチしようと、いつものスポットで待つこと、18時54分、煌々と輝く満月のお出ましだ。

 

今年は1月に2度の満月という珍しい年だと知ったが、後の祭りに悔しさを覚えた。

 

話は前後するが、午前中は今年最後の診療日、元の木阿弥になった私は、

主治医に来年に向けて、リセットする約束をした。

 

今日27日から丁度一か月後の1月27日に区の健診の予約をしている。

 

正月休みも返上し、いつも通りの日常生活と、自炊を続けると、固い決意をしている。

 

先の経験で、成果が出るまではシンドイが、少しでも結果が出始めると、楽しみに変わっていく。

 

そこまで頑張って辿り着くまでメンタルとの闘いである。

 

オオカミ老女になりかねないので、心を整え引き締めねばならないが、楽しんでトライしたいと想っている。

此処が、キーポイントになる。

 

コールドムーンに、私は約束した。

2023年

12月

25日

デンタルケア

年に4回、デンタルケアに懐かしい銀座まで出かけている。

 

銀座は私の人世のうちで、凡そ3分の1を過ごした地である。

 

デンタルケアは正直言って苦手であるが、早期に処置をしておかないとの

思いからである。

 

年内最後は12月と決まっており、年末の銀座をぐるりと一周するのだが、3か月という期間で、既に街の表情が著しく変貌している。

 

そのスピードの速さに、一瞬戸惑うことも多く、慌ててしまうことも多く

東京在住の「御上りさん」だ。

 

お陰様で目下のところ「8028」を持続している。

2023年

12月

22日

9時間45分を生かす

今日は冬至、スーパーには柚子とカボチャが所狭しと陣取っていた。

 

 日中の時間は9時間45分とメディアで報道していたが、その時間帯を生かすには、今年一年間の断捨離が一番と考えた。

 

2020年の脳外科で手術の際に、最悪の状況に焦点を合わせ、思いきっり

断捨離をした。

 

その後の3年間は、どちらかといえばグレーゾーンの日々が続いたせいか、疲労感が先立ち、徒労に終わっていた。。

 

来る新しい年を順調に運ぶのであれば、此処で悔いのないように整理整頓は悪くないと気持ちが決まった。

 

そうと決まれば、もやもやと燻っていた問題も解決するといった負のスパイラルから解放された。

 

背負っている荷物を一つづつ下ろすと、サクサクと動き始めたのである。

 

9時間45分を生かすことに成功したといえる。

 

明日から、米一粒づつ日中の時間が長くなるそうだ。

2023年

12月

19日

再び相棒にする

新型コロナ禍で、すっかり生活スタイルが変わり、2020年の脳外科の手術もあり、相棒として相性が良かったiPadを手放した。

 

間もなく80歳に手が届く年齢になったが、意外や意外、山積する資料を前に、加齢もあり、処理能力が衰えて来た。

 

そんな私に、iPadを再度相棒としてはどうかと、背中を押してくれた。

 

確かに使いやすく、出張時も必ずバックに入れて、新幹線の車中でも滞ることなくスムースに運んでいた時に戻りたいと思った。

 

幸い、縁あってiPadをゲットできた。

 

急に、目の前が明るくなり、舞い戻ってきた相棒との展開を考えると、スキップがしたくなるほど、軽やかな気持ちが芽生えてきた。

 

行きつ戻りつしていた、凡そ、2年間の長いトンネルから抜けだすことができると思える自分がいた。

2023年

12月

14日

待ち焦がれた本

日本経済新聞夕刊の「あすへの話題」は、私の知識の泉を潤してくれる。

 

真っ先に届いた夕刊にワクワクしながら、真っ先に目を通すのが「あすへの話題」である。

 

先月11月2日、京都大学教授の根井雅弘氏が『宮澤賢治のことば』と題した本について「何度でも読み返したい、宝物のような言葉が並んだ素晴らしい作品だ。元気をなくしている人には、おすすめの一冊だ」とある。

 

もう、私は隣接する図書館に駆け込み、確認するも、わが地域の図書館にはなく、リクエストを依頼した。

 

古書で見つかればと、ネットで探したがさすが素晴らしい図書は、入手困難と知る。

 

そうなると、尚更、諦めきれず、取り敢えずは図書館からの連絡を待つとした。

 

今日の午後、図書館からの連絡が入る。

 

帰宅するや、全てを放棄して読み始めた。

 

ページを追っていくうちに、グイグイ引き込まれ、あっという間に読んだが、閉じるとまた読みたくなり、夜を徹して何度読み返しただろうか。

 

今年も、昨年に続き、実り少ない2023年を残すことに、気持ちが沈みがちだったが、一冊の本によって至福の時を過ごした。

2023年

12月

13日

正月事始め

今日は正月事始めだそうだ。

 

両親を見送って以来、お正月を意識して特に何かしなければといった慌ただしさは彼是20年近く失くしている。

 

料理学校で和洋中華と3年近く学んだが、永年親しんだ我が家の伝統料理を両親は望んだ。

 

欠かせないものは慈姑、八つ頭、百合根、銀杏、柚子、三つ葉といった個性的な材料に、鰹節は削り器でといった細やかな注文も今は懐かしい思い出になっている。

 

正月用のメニューは、父親の希望に沿ったリストを母親と作り、昆布、椎茸、海苔などの乾物類のチェック等から始めた記憶がある。

 

父親の好きなきび餅、粟餅、私が好きな黒豆餅が小晦日に届いた。

 

改めて今日が、正月事始めを意識することなく、来る新しい年を迎えるにあたり、コツコツと日持ちのするものを準備したものだ。

 

食いしん坊の私はお正月料理を正月事始めと思い込んでしまったのは、お恥ずかしい限りだ。

 

最近はお節料理もネットで予約する人が多く、コンビニでも今年は取扱うことは止めたと聞く。

 

多様性の世の中、それぞれがそれぞれを必要とする人が購入すればよいわけで、食品ロス防止にもなると思った。

 

いよいよ70代最後の年を迎えるにあたり、せめて悔いのないように人生の棚卸をスタートする今日を、私の正月事始めとする。

2023年

12月

08日

早朝、見上げた空に

今年の8月から始まったラジオ体操も、しっかりと朝のルーティンの位置を

揺るぎない存在として定着してきた。

 

やっと、第一、第二体操を戸惑うことなくできるようになったが、跳躍だけは悔しいが、身体が拒否反応を示すのである。

 

先日ドクターに尋ねると、まだ、筋力が十分に回復してないからと、筋力の付く体操の指導を受けた。

 

永年私の体重は、コロナ禍ですっかり体重が増え「重い」と感じる。

自分の体とは思えないという状況が続いているのも原因と自覚している。

 

ラジオ体操は整体からも、日本人にとっては理想的だそうだ。

ならば、頑張るしかないと、楽しみに変わった。

 

見あげた淡い水色の空に、シャープな白い月の近くを一機の銀色の飛行機が一瞬重なるかのように通り抜けていった。

 

偶然が重なり、空を見あげるのと同時に、月と飛行機が織りなすシルクスクリーンのようなシーンを見続けた。

 

ラジオ体操あっての、素晴らしいプレゼントだと想っている。

2023年

12月

03日

餅つき大会

新型コロナウイルスが2類から5類に移行して以来、4年近くの行動制限から解放されたことで、俄かに地域の活動が一気呵成状態である。

 

今日は冬に備え、各町会で防火訓練を実施しているが、今日は我が町会でも午前中は防火訓練、午後から餅つき大会でつきたてのお餅と、豚汁を頂けるという。

 

事前に町会の役員さんから、町会費を支払っている人は権利があり、引換券が配布された。

 

故郷で餅つきの記憶は微かにあるが、つきたての餅の食感の記憶はない。

 

既に長い列が続いていたが、数分でゲットできた。

 

自宅に持ち帰り、昼食に充分の量で、豚汁を温め直した。

餅は柔らかく、豚汁はメインの豚は見つからなかったが、味は間違いなく豚汁だった。

 

つきたての柔らかい餅と温かい豚汁を抱えている人たちの表情は明るく、如何に人との繋がりが必要だと再認識した。

2023年

12月

02日

都内で初霜

師走早々、都内で初霜とのニュース。

 

確かに冷え込んで寒くラジオ体操に出かけるとき、防風パーカーにする。

ラジオ体操の参加者の多くは既に首にはマフラー、手袋も使用している。

 

私にはよくまあもこもこに着ているのに、抵抗なく体操をこなしている。

 

北国と南国で生まれた人は、汗腺の数が異なるというが、確かに北国生まれの友人を見ていても、南国生まれの私とは異なり的を得ている。

 

私は生まれた土地は、瀬戸内の南斜面で無霜地帯、冬でも縁側を素足で歩けるといった温暖な気候風土で育った。

 

東京に来てから、六十数年になるが、未だに手袋を持っていない。

 

確かに、ラジオ体操中に手が冷たくなるが、手袋を求める気持ちには至らないのである。

 

上京後、初めて足に霜焼けを発症し、就寝後、身体が温まると、無意識に足の指でボリボリ掻いて、翌朝赤くふっくらと腫れているのを経験した。

 

些か飛躍するが、「所変われば、品変わる」という事だろうか。

 

気象庁曰く、確かに今朝の東京は「冬」になり、しかも寒い朝が来た。